小学生の6年間は、ピアノが最も上達する時期といえます。

部活や勉強で忙しくなる中学生になる前のこの時期に、おうち練習を習慣化できることが、一人で譜読みができるようになることに直結します。

小学校卒業までに、譜読み、基礎的なテクニックを習得し、様々なジャンルの音楽に触れることが、大人になってからもピアノが弾ける、愉しめる鍵になります。

【小学生の主なレッスン内容】

●レッスンの最初5分間ほど『リズムとソルフェージュ』でリズム打ちと譜読みをします。

●『バーナムピアノテクニック』、『こどものスケール&アルペジオ』、『ハノン』、『ツェルニー』など、テクニックの練習をします。

●『プレインヴェンション』、『やさしいポリフォニー』、『きらきらピアノピアノ名曲集』、『ブルクミュラー25の練習曲』、『ソナチネアルバム』など、4期(バロック、古典派、ロマン派、近現代)の曲に取り組んで、幅広いジャンルの音楽に触れていきます。

●『はじめてひくみんなのおうた』や『ステップアップピアノ連弾』など、毎回のレッスンでアンサンブル(連弾)も取り入れることで、”聴く力”をアップさせることで、ソロ演奏の表現力にもよい影響を与えています。

●『新版おんがくドリル』で小学生レベルから始め、ドイツ音名、音程など音大受験レベルまでの内容を学びます。

【1~2年生】

まだまだ保護者の方の応援が必要な時期です。

もし、お子様が譜読みに自信がなさそうだったら、ご自宅でも”おんぷカード”などで、ゲーム感覚で譜読みの訓練をしましょう。

学校から帰って、夕食までの間に、宿題をして、ピアノを弾くという流れができている子が、多いです。

【3~4年生】

そろそろ一人で譜読み、練習ができる頃でしょうか。時々、わからないところは生徒本人に質問させてくださいね。

この頃は、ギャングエイジといって、お友だちとの遊びの時間を優先させたくなる時期です。

遊びの時間もしっかりと確保してあげながら、日常のサイクルの中にピアノの練習も組み込めるよう、タイムマネージメントをしていきましょう。

【5~6年生】

自分の考えも伝えられるようになってきます。

やりたい曲はがんばるけれど、やりたくない曲はサボる子もいます(笑)。

本当にそれでいいのかな?

さまざまなジャンルに触れることで豊かな感性が育つので、演奏ご家庭でもコンサートに出かけたり、音楽を流したりして、音楽を親しむ雰囲気を作っていただきたいです。

保護者の方は、練習にべったりつきっきりでなくなりますが、お子様のピアノに関心は持ち続けてほしいなと思います。

テキストが、ソナチネくらいになると、1回のレッスンが30分では足りない方が多く、40分に増やす方も多くなります。

【この時期の注意点】

ピアノの練習より遊びたい時期ですが、ピアノの練習が習慣化できれば、一番伸びる時期でもあります。

とにかく、食事や歯磨きと同じようにピアノの練習も、日常のサイクルに組み込むように工夫しましょう。

毎日30分(もしくは、各曲3回ずつ)以上できたらよいですね。

集中できる子は1時間以上弾く子もいます。

ピアノに触れるのが週に2~3回程度しか作れないと、10年習っても譜読みができませんので、ご注意ください。