本日(4/10)から新年度のレッスンがスタートします。

7月の発表会に向けて、外部団体様とコラボが決まったり、選曲・練習が始まったり、新しい曜日とお時間になった生徒さんが多いので、私も気を引き締めていきますね。

さて、突然ですが、ここ数カ月巷を賑わわせている「ChatGPT」、みなさんはもう使いましたか?

「ChatGPT」とは

OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット。原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」
Wikipediaより

 

私もわからないことや知りたいことをChatGPTに聞いています。最近では、ChatGPTを応用してプログラミングを作らせたり、24時間無料で英会話の先生をしてくれるアプリも登場して、益々発展しそうな技術と感じます。

本題です。
間違いなく、ChatGPTで試されるのは『質問力』。
まず、質問者本人が何を知りたいのかを言語化する必要があります。
さらに、相手から回答を得やすいように具体的な資料も提供することで、回答が有益なものになります。

勘が良いあなたは、もうおわかりですね。ChatGPTだけでなく、世の中でより多くにものをゲットできるか否かは『質問力』次第です。

レッスンで使っているノートには、毎回レッスン前に書く「しつもんなど」の欄と、レッスン後に書く「れんしゅうのポイント」の欄があります。

たとえば、質問欄に「ゆびばんごうがわからない」とあったとして、私には”何の曲”の”どの箇所”について言っているのかがわからないことがよくあります。その箇所を特定するだけで1分くらい経過してしまうので、予め具体的に質問してくれたら、どんどん進むのにな…と思います。

また、たとえ曲の中でわからないことがなくても、好奇心があれば、楽語や作曲家についてなど、いくらでも質問することはありますよね。1レッスンにつき、最低3つは新しく質問を絞り出すくらいの気持ちで、おうち練習をしてみるのをオススメします。

学校や塾の授業も一緒ですね。先生から多くのものをゲットできるのは『質問力』のある人です。

(上級者は質問したいものを先に自分で調べてきます)

「ピアノの自宅練習を毎日楽しく続けるコツ」も聞いたら教えてくれますよ。

※ただし、AIの回答が全て正しいとは限りません。ファクトチェックをお忘れなく。

生徒さんも保護者の方も、ChatGPTでなくても、困ったらまず誰かに相談しましょうね。レッスンのことでしたら、まずは私に。周りを見渡せば、味方はたくさんいます。

テクノロジーも、ピアノ講師も、使い倒しましょう!