8月23日(金)、当教室主催で「手作り楽器ワークショップin駅の図書室FLAT」を開催いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

本棚オーナーもさせていただいている駅の図書室FLAT。
こちらでは、昨年クリスマスコンサートを開催させていただきましたが、ワークショップは初めての開催でした。

まず、手作り楽器ワークショップを開催しようと思ったきっかけは、グランドピアノの工場見学でした。1台のピアノを作るのに、材料となる木を切る人がいて、切った木は長い時間乾燥させる必要があると知り、鍵盤を作る人、一本一本弦を張る人、音を整える調律師さんなど、様々な作業を大勢の職人さんが分担で行っているのを目の当たりにしました。私たちは、ピアノに指を下ろせば正しい音程で、きれいな音色が鳴ることが当たり前と思っている節があります。だから、自分たちで楽器を作って、良い音になるように調整しながら材料を工夫し、耳を澄まして楽器を鳴らす経験を子どもたちにしてほしかったのです。

また、身近にあるペットボトルや段ボールなどの廃材は、普段は資源ごみとして不要なものとして捨てていますが、このワークショップを通して、参加者には廃材の有効活用を体験することにより、想像力と創意工夫次第でごみを宝物に変身させる視点、無限に広がる音色作りの可能性を感じていただきたかったです。

実際にイベントを企画し、参加者を募集している間は、手作り楽器ワークショップ告知動画を作ったり、プレスリリースを発表し30超のメディアにご掲載いただいたり、駅の図書室FLATの認知拡大とワークショップのお知らせをできる限りのことはやってみました。(チラシの掲示にご協力いただきました木更津市立図書館様、駅ピアノを管理しているまちづくり木更津様、チラシの増刷・掲示を許可してくださったJR東日本様、そして材料集めやチラシ作りにご協力くださった駅の図書室の室長、ご掲載くださった各メディアの皆様、ありがとうございました!)

果たして、本当に子どもたちが来てくれるかな…

来てくれたとしても、親子に楽しんでもらえるかな…

と、開始前は不安ばかりでした。

当日、ドキドキしながら、皆さんのご来場を待ち…

そして、いざ、ワークショップ開始!

人によって作った楽器の種類や数は違いますが、今回はレインスティック、ダンボールカスタネット、ペットボトル太鼓、宇宙人糸電話を真剣に作りました。
作る時は真剣、そして完成したら笑顔で、楽しんでくださったようです。

キリで穴を開けたりカッターを使う場面は、主に大人がやったので、ちょっと保護者の方の作業がご負担かな…?と思いましたが、高学年の子は自分でできる子もいました。
完成した手作り楽器に、夢中でオリジナルの飾りつけをしている姿も印象的でした。

最後は、みんなで合奏をしてお開き!

この日は、JCOM木更津さんのTV取材がいらしてくださり、9/2(月)~9/6(金)放送予定の『ジモトトピックスプラス』という番組で紹介されるそうです。
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※この番組は、放送エリア外でも地域情報アプリ「ど・ろーかる」でご覧いただけます。

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