11/5(土)、コンドー楽器コンクール木更津地区予選に生徒さんが出場しました。

前日の夜までいつも通りだったのに、当日になって急に「課題曲の2段目がわからなくなった!」と言ってパニックに…。
お母様からその連絡を受けて、早めに会場についていた私もすぐに合流しました。

私の子どもが初めての水泳大会に出る時も、ウォーミングアップの段階で緊張と不安で泣いていたのを思い出しました。
その時も、私はコーチに「うちの子泣いているのですが、どうしましょう!?」と掛け合ったのを思い出しました。

コーチは「あー、なんか泣いてますね」とだけ言って放置。
その時は、何か声をかけてあげてほしいな、冷たいなと思ったものですが、大会ではちゃんと泳いだのです。

今ならわかります。
不安でオロオロした状態から、落ち着いて本番に臨むモードに持っていくことも全てひっくるめて勝負のうちであり、その子自身の力を試されているんですよね。そして、本人につられて周りがオロオロすると、さらに本人が不安になるんだろうなと予想できるようになりました。周りは、少し他人事くらいがよいのかも。

コンクールに限らず、この先の人生においても生徒さんの緊張や不安は、講師や保護者が代わってあげることはできないのですから。

『自分の機嫌は自分で取る、もしくは作る』

そういう力も試されています。

そして、コンクールの結果ですが、地区大会では優秀賞をいただき、無事通過しました。
来月、本選です!楽しんで。