約50年もの間、地下室に埋もれたままになっていたコンサート“ハーレム・カルチャラル・フェスティバル”の映像が映画化された「Summer of Soul(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」を観ました。
スティーブ・ガットばりのドラムを叩くスティービー・ワンダーや、生命を燃やすように歌うマヘリア・ジャクソンの歌声など、胸に迫る演奏に圧倒されました。老若男女が一緒に身体を動かしながらリラックスをして音楽を楽しんでいる表情もなんともいえず良かったです。
一方で、著名なミュージシャンが多数出演しているにも関わらず映像がお蔵入りになったのはなぜか。その頃の問題が今は解決されたのか。自分は彼らのように音楽と向き合えているのか。などなど、非常に考えさせられる映画でした。