生徒さんとコンサート遠足に行ってきました。
ポーランドでのショパンコンクールが終わったばかりの牛田智大(pf)さんと千葉交響楽団による、ショパンのピアノ協奏曲第2番。第2楽章は牛田さんのためにショパンが作曲したのかしら…?というくらい美しかったです。
ショパンコンクールで演奏されていたソロの「舟歌」も聴けました。
やっぱり生演奏はいいですね。
音の繊細さと会場全体の空気がうねるような迫力は、その場で聴かないと伝わらないものです。
当教室の発表会にも3度ゲストで来ていただいたヴァイオリニストの小泉百合香さんと、一緒に発表会でも演奏していただいたコントラバスの寺田和正さんを探せるように、生徒さんにはオケの配置図を配りました。(実際は若干違いました)ウォーリーを探せ!のように「お二人はどこで演奏されているでしょう?見つけた場所に○をつけよう!」と言ったら、一生懸命探していました。各楽器が何名ずつ演奏されているのかも数えている生徒もいました。
果たして、YouTubeでしたら、そんなに真剣に見て聴くでしょうか?
おうち練習とレッスンだけで「ピアノが楽しい」と思える方もいらっしゃるかもしれませんが、私は素敵な演奏への「憧れ」があったから、ここまで続けて来られました。生徒さんにも、おうち練習以上に生演奏を聴くことを大切にしてほしくて、コンサート遠足を企画しています。
ピアノを習っているのに、一度もコンサートに行ったことがない、YouTubeで十分という方は音楽の本当の「楽しさ」を半分知らないということだと思います。
次回のコンサート遠足は、来年2月。
ショパンコンクールで第4位だった小林愛実さんのコンサートです。
こちらも楽しみです!